SATELLITE OFFICE in Atami

ATELIER OPA の熱海サテライトオフィスを紹介します。２拠点生活、ワーケーションなど、ニューノーマルの暮らしをデザインしました。開閉式のHOME OFFICE（ホームオフィス）や、折りたたみ型のアルミプロペラスツール、可変型キッチンでONとOFFを切り替えます。

Satellite office USING HOME OFFICE

ニューノーマルの暮らし

ATELIER OPAの本拠地は東京ですが、都心の喧騒を離れて、静岡県熱海市の海辺にサテライトオフィスを開設しました。モバイルPCを持ち歩けば、いつでもどこでも仕事ができます。しかし、リモートワークにはデスク、書棚、電源、Wi-Fiなどが必要です。HOME OFFICEをさっと開けば、そこがオフィスになります。ただし東京と異なるのは、波の音がBGMに聞こえることと、海から反射した光が部屋に差し込むことです。一仕事を終えて、可動式のインテリアや照明、折りたたみ型の椅子といったレイアウトを変更すれば、リラックスする空間に変わります。

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リビングをオフィスに

可動式キッチンを折り畳んで広くなったリビングに、部屋の隅に置いていたHOME OFFICEを広げます。キャスターを転がし、90度に開けばパーティション付きデスクとなり、２台を向かい合わせに開けば、打ち合わせスペースが出来上がります。

ホモ・モーベンスのためのホームオフィス家具

建築家の黒川紀章は50数年前からホモ・モーベンス（移動しながら働く現代人）というコンセプトを打ち出し、インターネットの発展によって他拠点で過ごすワークライフバランスを予見しました。その薫陶を受けた建築家の鈴木敏彦は、時間と使い方に応じた開閉式のオフィスを研究し、アルミハニカムパネル製のYODOKO+のHOME OFFICEをデザインしました。2022年プライズ・デザイン・フォー・モダンファニチャー＋ライティング賞のベスト・オフィス・オブ・ザ・イヤーを受賞したHOME OFFICEが、新しいインテリアを演出します。